2022.7.18

きゅうりをたくさん収穫するための一つの手段として、きゅうりのツルをどう扱うかということは永遠の命題となりそうです。もちろん、先達たちの技術の研鑽により、大まかな方向性はすでに出ていますが、実際手取り足取り教えてもらったわけではないので、細かなところは毎日試行錯誤です。失敗も多いけれど、そのほうが新しい発見をした時の喜びもひとしおかと。

そんなことはさておき、きゅうりをたくさんならせるためには、相反する作業を同時進行させる必要があります。栄養成長(新芽を作る、ツルを伸ばす、葉を大きくして、炭水化物をつくる等)と生殖成長(花を咲かせる、果実を大きくする等)です。ツルを伸ばさなければきゅうりはできません(節ごとに花と新芽が約一つづつ発生するので)。伸ばしてばかりだと実がいっこうに大きくなりません。なので芽かき(ツルの先端を摘む作業)をして、いったん栄養成長をとめてきゅうりが大きくなることを促しますが、これをやりすぎるとつるが伸びにくくなります。また、葉を間引かないとツルが伸びる場所がありません。葉をとると光合成量が減ってツルが伸びません。そのバランスをとるため、先達がやっていることがあまりにもバラバラで・・・。いや、これって正解あるの!?。今日はきゅうり曲がってまーす。水不足?、肥料不足?。う~ん、やっぱり難しい。