2024.2.4

スイートコーン播種始まりました。本日は、82日タイプ3品種と、87日タイプ1品種です。、カネコ種苗わくわくコーン82、住化ゴールデンタイム82、サカタ試験品種SK9-002Y、清水種苗恵味(めぐみ)スターです。前半、中盤、後半と品種は変わります。今年はリスク分散もかねて、あえてメインの品種を増やしました。

288穴のプラグトレーに種まきしています。本来の指導では128穴~200穴での育苗を推奨していますが、スイートコーンの初期の根っこは本数が少なく、若苗で植えようとすると土がついてこないので、弊社では床土をあえて減らして288穴としています。なので、植え遅れたらアウトです。

 ↓ 播種セットです。種入れが面倒です。一つの穴に3つくらい入ってしまう品種もあります。最終的には手で1穴1粒にしていきます。けっこうな手直しが必要で種を落とすだけでまあまあ時間がかかります。

 ↓ 覆土しています。水は超控えめです。

 ↓ 播種後、タイベックシートで保湿保温しています。

 ↓ 弊社の加温用育苗スペースの中の様子です。ハウスの中に小さいビニールハウスを作り、その中にトンネルしています。要は3重トンネルになります。ここは、抽苔しやすいチンゲンサイや春ブロッコリー、夏野菜のスイートコーンやおくらの育苗で使用しています。

 ↓ 温度管理は、電熱シートとボイラーの併用です。ボイラーは12℃設定です。スイートコーンでは電熱シート25℃設定です。おそらく今年の冷え込み具合では夜温で18℃くらいは確保できていると思われます。発芽したら電熱シートは切ります。日中の換気の具合は天候によって毎日悩みます。

 ↓ こちらはネギの播種後の水やりです。ここは別のハウスで加温していません。ネギの苗管理はスロス君の担当です。