2023.2.20

新規に借りた圃場の耕盤を部分破壊していってます。圃場の水分条件にもよりますが、トラクターで深く耕起しようとしても、爪が跳ね返るほど地盤が固く、作土層が非常に浅い圃場があります。ここの圃場はスタブルカルチを入れましたが、ある一定の深さ以上に全く刃が入りませんでした。深めの耕運もしましたがロータリーが跳ねる次第です。石があるわけでなく、この下に硬い粘土質の耕盤があるようなので、一本スキでの部分耕盤破壊を行いました。ようやく黄土色と灰色の混ざった粘土質の土があがってきました。乾いているので相当固いです。畝たての方向に対して直角に、2メートルおきに溝を引きました。こういう圃場はもう地道に行くしかないですね。まずは下層に部分的にでも酸素や有機質を含んだ表作土をおろしていきます。これを毎作後繰り返します。理想である “水はけが良く、水持ちもよい” 圃場を作るための第一歩です。